お客様の声

島根県松江市K・Tさま

職場でも複数の工務店とお付き合いがある中で敢えてコンペ・コースを利用して工務店を決定。
差し障りもあるので、インタビューでは匿名で登場頂きました。
見出画像(岸様)

【K・Tさまのマイホーム紹介】

カフェの様なスタイリッシュな家
コンペ締切日:令和元年12月20日(金) コンペ参加企業数:10社
竣工日:令和3年4月18日
受注企業:株式会社岩崎組 延床面積:42.7坪

家づくりセミナーに参加するまで

Q.セミナー参加の動機は?
(夫)妻が新聞を見て誘ってきました。
妻は建替え希望でしたが、( 私は )当時はまだ考えていませんでした。
でも何れは建替えないといけないので、取り敢えず一度聞いてみるかという軽い気持ちで受講しました。差替え写真1.
( 今回のセミナー参加の動機は妻が )誘ってきた事につきます。
実は、後日気づいたのですが6年前の2014年5月に一度2人で同じセミナーを受講して、当時のレジメも大事に保管しています。
(妻)前年の2013年8月に中古住宅を購入して、今の家に引っ越したばかりでした。
住んでみると寒いしカビるし、ナメクジやゲジゲジ等がでるしで、その時は、いつかは家を直したいという気持ちで受講しました。
今すぐでは無いけど将来の為に一度聞いておきたいという気持ちで。
(夫)当時は、中古とは言え買ったばかりでしたので、萬代さんには申し訳ないですが「直ぐに新築する必要は無いわ」と、その時はセミナーを受けても響いてくるものが無かったのが本音でした。

 

Q.奥様にとってマイホームって何ですか?小さい頃からの夢ですか?
(妻)いや、そんな事は無いです。
不満ですね。今の家は、( 中古で購入して )入居する時からスゴイ汚い事になっていたので。
カビとか蜘蛛の巣とか以前借りていた人のタバコのヤニとかくさいニオイとかあって、早く新しいキレイな家に住みたいというのはずっと有りました。
最初にリフォームに200万円くらいお金を掛けたので、「しばらくココに住まないと」と思ったけど、いずれはと言うのは有りました。
夫は新築より安いリフォームで良いのでは?と言った記憶があります。
(夫)私はそうでもなかったけど、妻はずっと前から「いつかはマイホーム」と考えていました。

 

Q.6年前にリフォームした直ぐ後にセミナーに参加したのは、やはり新築が希望だからですか?
(妻)今の家に不満があったからです。寒いしカビるし、1階に靴とか置けないですよ。
リフォームで見た目は新しく綺麗になりましたが、実際は家の中にアリとかナメクジとか出てきて。
(夫)当時はFP住宅相談所だけでなく、今はもう内容が記憶に残っていませんが、マイベストプロに掲載されていた建築家の授業とかも受けました。
他の工務店の完成見学会とかも、あちこち行った覚えがあります。
(妻)いずれの為に勉強しておきたいなと。

 

Q.( 今回に備えて )勉強して知識は有った訳ですよね?
(夫)全然無いです。大分忘れました。
その時は、結局、知識は素通り。
今思うとオシャレとか外目しか見ておらず、営業の方がお話されることには興味がありませんでした。

 

セミナーに参加して

Q.6年前の出来事からトーンダウンしてしばらく休憩期間がありましたか?
(夫)しばらく休憩期間でした。最近になって、まず( 住宅展示場の )スマイル・スクエアに行って、〇〇〇〇とかを見て、〇〇建設の建築家の勉強会とか受けて、〇〇〇〇の見学会も見せて貰って、やっぱ( 新築は )良いな、早く建替えたいなと家を作りたくなって、改めて( 6年振りに )FP住宅相談所の家づくりセミナーを受講しました。
もっとも、この時点では6年前に受講したことなど忘れていましたが…。

 

Q.なるほど。そういう経緯が有りましたか。
(夫)ただ、今回のセミナー( 昨年6月 )は心に響きましたね。
今回聞いた時には、前回に比べてコンペの仕組みがしっかり出来ていて、「このやり方は良さげだな」と思いました。
あと「将来家計簿( 資金プラン )」ですね。
ここが一番興味ある点だったので非常に心に響きました。
予算が決まらないと家づくりには進めないですからね。
知っている人が( HPに )実績紹介で出ていたのも決め手になりました。

 

Q.毎熊さん( HPに紹介されているコンペ経験者 )に話を聞きに行きました?
(夫)ハイ行きました。コンペ締切日当日( 12月19日 )に、毎熊さんに話を聞きにいきました。

Q:セミナー後、しばらくはK様から連絡も無くて、忘れた頃にそちらから電話があった様に覚えています。あの間は、何をされていたのですか?
(夫)セミナーの後、( こちらから連絡するまで )2週間くらい空いています。
〇〇建設の社長とも会って、そこでライフプランを作って貰いました。
でも精度はこちら( FP住宅相談所 )の方が圧倒的に良さそうだなと思いました。
ただ、( コンペ・コースを )ずっと考えていて、この制度は良さそうだがどうだろうとずっと思っていました。
コンペ・コースに魅力を感じていたのですが、即決ではなくてもう一度会って話を聞いてみたいなと。

 

Q.とても堅実ですね。パッと動くよりじっくり検討して貰う方が良いです。
(夫)その結果、2人とも良さそうだなと思って。
このコンペ・コースを選んでなければ、多分、いまでも建築業者は決まってないだろうと自信を持って言えます。どこの建築業者が良いか分からない。
間違いなく言えるのは、( コンペで最後まで残って契約した )岩崎組とかには出会っていないと思います。大手( 〇〇〇〇とか〇〇工務店 )しか見ていなかったと思います。
(妻)若い営業マンに担当されるのも怖いと思いました。
営業が怖くて、モデルハウスとか行ってもしつこくされるのが嫌で。
( FP住宅相談所の紹介先は )工務店さんも丁寧に説明してくれるし、モデルハウスの見学や完成見学会に行ってもしつこい営業も無いから、それはスゴイ良かったです。

 

Q.Kさんは自分で決めることができる方だから、人から催促されるのは苦手かもしれないですね。(夫)気密性・断熱性などはココのセミナーを受けてなかったら分からなかった。
C値なども学べたのが良かったです。
〇〇建設の勉強会は外観の授業でした。

 

コンペ・コースに付いて

事例紹介外構(夜)Q.Kさんの目的は、まずコンペですね?
(夫)そうだなー。どこの工務店を選べば良いか分からなかったです。
〇〇建設が良いか〇〇工務店が良いか?〇〇〇〇〇か?
コンペなら何社かから提案が出て来て、しかも競争して貰って、それが凄く魅力的だなと思いました。
いろんな複数の建築業者を知ることができるし、コンペをしたかったですね。

 

Q.弊社には建築家も登録されていますが、そこには興味は無かったですか?
( 弊社の )コンペでもそっちの方を見ていましたよね。
(妻)私はそういう( 建築家のデザイン )ので、家を建てたいという希望が有りました。
普通の家ではなくて、デザイン性にこだわりたいので、デザイナーズ住宅みたいな、でも金額が高いと言うのがあって。
でもどんな建築家の方が居て、その中でも誰が良いのかも分からない。
でもこちらのコンペ・コースにはそのような建築家を選ぶことができるコースもあって魅力だと思います。
(夫)未だにコンペで〇〇さん( 女性建築家 )が作ってくれた建築模型を持っています。
とても気に入っています。
だけど自分達だけでは建築家も分からないし、工務店でもバンバンCMを行う会社しか最初は知らない。
セミナー受けるまでは、そのバンバン広告を出す会社が良い業者と思い込んでいました。
広告を積極的にだす ⇒ たくさんのお客さんが集まる ⇒ それだけ利益がでている ⇒ いい会社、だと思っていました。
その後、やっぱりCMを出す会社は、最初から広告宣伝費を賄う為に、儲け率( 見積に含まれる利益率 )が高く設定されているというのが分かった。
これは目からウロコでしたね。

 

Q.展示場もその一貫ですから、ソコを意識して見学に行くというのも大事だと思います。
(夫)どうしても( 一般の方は )CMの多い工務店から入ります。
でも良い工務店を見抜くのはそこじゃ無いという、既成概念を破壊されたところに魅力を感じました。
「基本時な事に目を向けなさい」という超入門なところに( コンペ・コースの )魅力を感じたのもありました。

 

Q.Kさんは、自分で勉強される方なので、セミナーを受講していなくても、やがて自力で試行錯誤しながらコンペみたいなことをされたのでは? 1年か2年掛けながら。そういう印象が有ります。
(夫)できたかなぁ。ココ( FP住宅相談所 )を使った方が時間短縮になると思います。

 

Q.ところでコンペの直後は、どこの提案が良いと思っていましたか?
(妻)岩崎組と〇〇〇〇〇ハウス、〇〇建設は人物を評価して母も良いと言っていました。
〇〇さん( 女性建築家 )はとても素敵な外観・デザイン性の図面でご提案くださったのですが、もっと見積金額が抑えられたら良かったかな。
(夫)いや~本当に悩みましたね。
コンペの提案資料を全部受け取って、それら一式を持ってウキウキしながら夫婦でディナーとカフェで6時間掛けて資料見ました。
どれも魅力的で、最初に岩崎組の図面見て「わぁ~すごいじゃん!」、次に〇〇さん( 女性建築家 )のを見て「素敵!」と凄くテンションが高くなって閉店まで居ましたね。
そこから3週間ほど検討する時間が有りましたが引き続き悩みましたね。
その間、体験宿泊に行ったり、〇〇工業の完成見学会に行ったり、遅れて〇〇〇の提案を受け取ったり、〇〇〇ホームのモデルハウスをもう一回見に行ったりとかしました。
再度話を聞いたら、皆さんそれぞれよく考えてくれていて、それでまた混迷を深めて、これどうやって絞り込もうかと悩みました。

 

Q.最初はお二人の間でも選ぶ工務店が違っていましたね?
(妻)すごく悩みましたが岩崎組・〇〇建設・〇〇建設・〇〇〇〇ハウス・〇〇さん( 女性建築家 )・〇〇〇ホームなどの提案が順位では団子でしたね。お母さんは〇〇建設が良いと言っていました。
一番良いと。
実際に担当の方が自分の家の中の温度や湿度を見せて説明してくれたし、また人柄も良かったと。

 

Q.最終的に絞っていくのは悩みましたか?どういう事をしましたか?
(妻) もう一回どこも話を聞きに行ったよね。
決めていかないといけないので、まず4社に絞る為に、点数で順位を付けたり、会社情報などでなんとか苦労して4社に絞りました。
(夫)自分たちの思い、考えを整理しながらコンペ前に作成した「採点表」も利用しました。
採点表では、予め私たちが重視している項目に配点してあって、今回の提案を採点して数値化することで選定の道筋が出来たと思います。
採点結果を吟味して二人で話し合うことで4社まで絞り込めました。
この様なM1グランプリのような採点の楽しみを味わえるのもコンペ・コースならではと思いますし、コンペ・コースを有意義に使いこなせたと思います。

 

Q.4社から更に絞り込むのはどうしましたか?最終的な1社に決めたのは?
(夫)岩崎組・〇〇建設・〇〇建設・〇〇〇ホームの4社に絞って、そこから再度、プランを作り直して貰いました。
4社から最終1社までの選定は、各担当者との詳細打合せをしながら決めましたが、やはり私たちの最重視する項目( デザイン性・気密断熱性 )を大事にして選定しました。
(妻)各社の新たな提案を見て、なんとか3社まで絞りました。差替え写真2.
3社に絞ってからは最後まで悩みましたね。
(夫)ひとつずつ落として3社からは担当者の人柄で悩んだり、希望工法でなかったり、気密断熱・( 引越しの際の )荷物預かりなどで総合的に検討して2社になりました。
そして最後の1社への決め手は、2社の提案のデザイン性と国の補助金の有無で決まりました。
( 今回の様に )予想以上に各社の提案プランのレベルが高かったので、1社選考に結構苦労しました。
今後このコンペを利用される方には「( 贅沢な話ですが )かなり悩むことになると思うので覚悟しておいて下さいね」と言っておきたいです。

 

Q.決まった1社はデザイン性が良かったですか?
(夫)その時の提案のデザイン性も勿論良かったのですが、それだけではなくて、今後の変更も考えた時、建築士の方の提案力が優っていると判断しました。
中庭プランだけではなくて、プライベートガーデンを提案できるのはこの建築士の方ならでは。
岩崎組は、本当に中庭プランとプライベートガーデンプランの両方のプランを比較検討出来るだけでなく、また更に違うプランも出てくる期待感が有りました。

 

Q.4社に絞る前と、そこから最終的に1社選んだ理由が分かっていて良いですね。
工務店さんにとっても今の話の部分は、今後の営業の参考になりますね。

もう1社にはその点が劣っていた?
(夫)家づくりセミナーを受けたからもありますが、私達にとって、高気密・高断熱のウェートが結構大きかったなぁ。
高気密・高断熱にコダワリが有りましたが、もしセミナーを受講せず、外観だけで選んでいたら他の工務店になったかもしれません。
そしてデザイン性も含めて、その両方を満たすというと岩崎組に決まりました。
(妻)セミナー受けなかったらオシャレ感だけで選んだかもしれないね。
(夫)ただ今の家がスゴク寒いので、だから気密断熱に惹かれたと思います。

 

Q.コンペ・コースの他の面は?
(夫)やっぱり登録業社が31社も有るというのも大きいですね。
積水ハウスみたいな大手から、地元工務店みたいな中小まで網羅されている、各社にどんな強み・弱みが有るのかまで教えて貰える中で、選択肢31社の中から選べるのは良いですね。
最初から建設業者が決まっている人は、この仕組みは向かないですが、そうで無い人、自分たちの様な方には良いと思いますね。
もしココに会員登録してなかったら、どの業者を選んで良いか分からない。
まったく建築業者が決まっている気がしないです。
多分、「どの工務店にすればいいのか分らないし、家を建てるのはまた今度にしようや」と言って流れていると思います。恐らく。

 

Q.登録業者の皆さんは、コンペに落選しても引き際が良くて、それに社会人としてのマナーもわきまえています。参加されている業者の方の人柄が良いですから、それに弊社も結構助けて貰っています。
(夫)それも大きなメリットです。( ココの登録工務店では )変な営業担当者はいないですね。
(妻)例えば〇〇さんは( ココに登録する前に会った時の )印象はそれほど良くなかったです。
話が長いし、自分たちで見学に行ったときのイメージはあまり良くなかったのですが、コンペの時にはとても良くして貰いました。私たちの話をきちんと聞いていてくれて、最終的に選定とはならなかったですが、私たちの希望に沿った提案、素敵な図面を頂いたのでとても嬉しかったです。
( FP住宅相談所に )登録されている工務店の担当社は皆いい人です!
それが良かったです。
昔、自分たちで各工務店の見学に行った際に会った営業の人でいいと思う人は一人もいませんでした。

 

Q.〇〇〇〇ハウスは、コンペの時に( 県外の )本社の方も応援に来ていましたね。
(夫)名古屋からコンペの為に来てくれていますからね。
コンペの時に見直しました、あれだけやってくれて。
コンペに参加された営業担当で一番良かったのは、〇〇建設の〇〇さんですね。
自分たちが飛び込みで〇〇建設に行って〇〇さんにあたる確率は非常に低いけど、ここ( FP住宅相談所 )だといきなり〇〇さんが担当になるのでそこもメリットでしょうね。
(夫)コンペ・コースを選んで良かった点としては、10社同時にポンとプランが出てくるというのは大きいメリットですね。
他のサービスとは違う点だと思います。
普通なら1社選んでそこと協議するだけなのでしょうが、10社の提案プラン、それも全てが違うプランが出てきたので、それをしっかり吟味して選べたのが一番のメリットだと思います。
10社の提案プランを今改めて見ても、各社凄く考えてくれているのが良く分りました。
だからこそ選ぶのはスゴク悩みましたが、でもその悩んでいるときが楽しかったなぁ。
「自分達は将来どんな家に住むのだろう」と思うと、そこが楽しかったですね、本当に!
(妻)( 10社の提案プランに対して )萬代さんが作った比較表もプロの目でそれも良かったです。
一口コメントが有って、ここに気をつければ良いとか分かりました。

 

Q.あれは、Kさんの要望に対するあの時点での私のコメントです。
施主の方自身が変わっていくので、要望自体も将来変わります。それを思うと非常に書くのが難しいです。あくまでもその時点の比較、コメントです。
(夫)でもあの比較表が有るのと無いでは( 分かり易さが )全然違っていて、妻は6枚もコピーしていました。

 

Q.何枚も?
(夫)6枚くらい。仕事の合間に見たり、休み時間にも見たりとか、義理の母にも渡したりとか。
差替え写真3.マーカー引いたりしています。
あの比較表は、重要なので今後も他の方の為にも是非お願いしたいですね。
あれが有ると無いのでは全然違います。
書くのはスゴク大変だろうと思いますけどお願いしたいですね。

 

Q.見た瞬間の第一印象を大事にして、楽しんで書いています。
(夫)あれは助かるので、今後も是非お願いしたいですね。今後の会員さんの為にも。

 

Q.ヒアリングでは、提案した全社の話を聞きますが大変ではなかったですか?
(夫)10社同時にヒアリングできて良かったです。
夢中で話を聞いていたので大変だという感じはなかったです。
各社の担当者と話をしましたが、それぞれが弊社はこんな断熱材を使っている、我社はこういう施工方法だとか聞くことが出来ました。
同時にその時の情報を更にネットや本で調べましたから、自分で独学するよりも知識が深まりました。
計画換気の第1種や3種とか、どっちがどう良いのだろうとか。
或いは基礎断熱とか床断熱とか。
メリット・デメリットを聞いていく中で、自分で何が正しいのか調べて、その結果、納得して決められたのが良かったです。

 

Q.自分で調べて答えが出ましたか?
(夫)自分なりですが、納得できる答えを見つけることが出来ました。
繰り返しになりますが、家づくりで何を優先して考えるかという、自分たちのモノサシができたというのが有ります。

 

Q.それで良いと思います。
実は、専門家と言われる方でも皆言うことが違うので、家づくりの全国統一の答えは無いです。
だから自分に合った方法で納得できるところまで行くというのが大きいですね。
(夫)最初から1社に決めていたら1社だけの話だけになります。
1社との契約では、「我社は第1種換気」と言われたら、あーそうなんだと思ってしまう。
信じてしまう。
複数の建築業者から話を聞いて、それを基に調べて自分なりに納得して決めたのは良かったと思います。コンペの仕組みを使って、自分なりに家づくりの細部に興味が湧いて、本当に良かったと思います。
私たちのコンペを振り返ってみるとコンペの提案は10社でしたが、いろんな会社から凄くレベルの高い提案プランが来て、その中から選べたのが良かったです。
コンペに参加された建築業者をみると、高気密・高性能グループ、リーズナブルな価格のグループ、全くタイプの違う木の家グループ、デザイン系のグループ、超大手ハウスメーカー、地元の老舗工務店、こういった多様なメンバーで偏りのない提案が来たのが良かったですね。
そしていずれも魅力的でした。

 

Q.振り返ると各社皆個性ありますよね。
(夫)普通ならこんなに提案を貰う事は出来ないですが、コンペのお陰で、こんなにバラエティ豊かな提案が来たのは嬉しかったですね。
本当に納得して業者選べたのは凄く良かったと思います。
工務店選びのリスクを完全にゼロには出来ないかもしれませんが、ゼロに近づけることは出来た、そこが良かったなと思います。

 

資金プラン(将来家計簿)に付いて

Q.将来家計簿に付いての感想は有りますか?
(夫)セミナーを受講した時の感想に戻ります。
セミナーを受講した時、少人数だったので聞きたいことが直ぐ質問できたというのが良かったです( ※この時のセミナー参加者はK様含めて2組 )。差替え写真4.
この時に個人的に一番興味を持ったのは将来家計簿でした。
将来家計簿は良いですよね。お金のことを一番気にしていたので。
FP住宅相談所では、資金計画を立ててから設計に行きますが、恐らく一般的な工務店では、「こういう家が良い」から入って「それはいくら掛かる」という順番だと思います。
ココでは「これくらいの予算が出せる」の答えを出してから、次に「それならこれくらいの家ができる」という逆の順番です。
そんな合理的なススメ方が出来るのが良いと思いましたね。
(夫)将来の家計が「見える化」されるというのも良いです。
話を聞くところによれば工務店でもするらしいけど、各業者がするのは結構やんわりとした、多分、中途半端な形だと思います。

 

Q.( 他の建築業者が作った資料は )お客様が時々、相談会に持ってきますよ。
一番多いのは〇〇工務店の資料です。県外から来た〇〇〇生命が作る様ですね。
弊社とは、そもそも目的が違います。あちらはまず〇〇工務店が作る見積金額が前提にあってそれがゴールです。そこに向かってどうやってお金を捻出するかという目的のライフプラン書ですね。
(夫)そもそもライフプラン書をつくる目的が違うと思います。
FP住宅相談所の資料は、「あなたたちの適正予算はいくらです」から始まるから全然違います。
最初に適正予算が示されるのが良かったです。
無理のない金額を知ったうえで家づくりをしないと将来破綻しても困りますから…。
自分たちにあった適正予算が示された上で、その予算の中で逆にどんな家が可能かを提案される、これはやっぱり良い仕組みだと思います。
(妻)工務店はそこまで考えてくれないので、施主が破綻しても工務店は関係ないですもんね。「あんた達の責任でしょ」で終わるから。

 

Q.でも弊社が作らなくてもKさんはしっかりしているから多分大丈夫ですよ。
(夫)いやー、まあ、自分ではあんな風には作れないわ。
あとは将来家計簿を作って貰う中で、家計簿を付けて無い人がいたら、ライフプラン書を作ったことが、これから家計簿を付けるキッカケになるじゃないかと思います。
或いは家計見直しのキッカケとか。
それもメリットではないでしょうか。

 

Q.変な話ですが、私自身の将来家計簿は作れないです。思いが入りすぎて。
他人だから第三者の視点で冷静に客観的に作れるという面がありますね。不思議ですけどね。
(夫)我が家は独立採算性です。
妻も稼いでいて、それぞれが働いているので、この様な資料は良いかもしれません。
ひとつの家計としては生活費が掛かり過ぎかもしれませんが、コントロールしやすいです。

 

Q.資金プランに関連する話ですが、弊社は、工務店が決まっている方はサポートをお断りしています。
工務店が決まっている方も当然、セミナーには来ます。
勿論、セミナーは勉強ですから参加はOKですが、その後の相談会以降の流れはお断りしています。ほとんどの会話が通じない痛い経験をしてきているので。
例えば、つい最近の事では、〇〇〇〇に決めている方が来ました。
20代の共働きのご夫婦でしたが、約5千万の建売を買うと言うので、「凄い!」と言っただけで怒り出すんですよ。傍から見たらその年代では手持ち現金が少ないので無理です。
特に難しい話でもなく、一般常識の話ですが、怒り出すんですね。
〇〇〇〇で強烈な営業をされて、言わば洗脳されていましたね。
このご夫婦は何か違うモードに入っていて、そんなトラブルになるなら最初からお断りしようと。この時の私の感想ですが、常識的には無理なのに、どんな営業トークしたらそうなるの?と思いましたね。工務店から見ても、これは無理だろうと分かっていると思うのですが、住宅ローンが実行され資金を回収出来たら、工務店はそれで終わり、後はどうしようが関係無いないですからね。
(夫) 共働きとはいえ、それだけの金額で契約することに資金面で大きな不安がある気がするのですが…。退職しなくても、これから奥さんが育児とかで一時リタイヤしたらどうするんですかね。収入は減少しても借入返済は減らない。

 

Q.工務店に「共働きで更に住宅ローン控除も有るから大丈夫!」って言われたらしいです。
基本的で大事な事を全く理解していないですね。
〇〇〇〇はその辺を突いて営業しているなと思いましたね。
だからそういうモードに入られてしまうと、私とは話が合わないです。
(夫)そういう方を無くす為にもFP相談所には貢献してもらいたいです。
将来破綻して困るのは施主自身ですからね。

 

建築プラン(マイホームプラン)に付いて

Q.マイホームプラン書( =設計のプラン書 )の質問票を渡して、返して貰ったのを見て、沢山の要望を目が点になるくらい書いてありましたね。それだけ書けるのは( 要望が )ハッキリしていたということですね。
(夫)マイホームプラン書を書いてみたのも良かったです。
自分たちがどういう家を作りたいかを文書にしてみて考え方が整理出来ました。
夫婦でお互いが好きな事をあれこれ書けたので、あれだけの分量になりました。
あれで自分たちが作りたい家がおぼろげながら見えてきたのが良かったです。
今まで、「こんな家をつくりたい!」と文書に書いた事が無かったので。
マイホームプラン書の存在自体、HPには何も書かれてないけど、これも魅力だと思いますよ。
自分たちの考えを書く事でまとめることができます。
そしてそれを各工務店がみて希望に沿った提案をしてくれますし。
言葉で言うよりは書き出して整理しまとめることができるのが重要だと思います。
将来、家に対する要望が変わるか分からないけど、これが( 施主にとって )メリットだと思います。

 

Q.質問票の回答を読んでいくと( 奥様の気持ちが )ハッキリ分かりましたね。
こういう家だって言うのが。中々、ご希望の通り最後まで持っていくのは難しいのですが、計画の入口としては良く分かりました。
(夫)予算1億円あれば話は別ですけどね。
限られた予算の中で、最初にバーっと希望を全部書いて、その後、限られた予算内で出来る事・出来ない事を峻別出来て良かったです。
例えば普通の工務店さんと契約してもこういうマイホームプラン書とかは無いと思うので。

 

Q.工務店ではスタートにヒアリングは有りますが、その後、短時間でゴール(図面・見積)が出てきます。
コンペ・コースは長い時間を掛けて回り道してやっていきます。
家づくりのスタートとゴールの間に、紆余曲折があってもそれを飛ばさないので、結果的に計画や要望が変わってしまっても、ご本人が納得されているので説得力が有ります。
親族を巻き込んで時間を掛けても説得力は有ると思います。
(妻)親族は巻き込みましたね。夫婦2人だけでなくて、いろんな人の意見を聞いて、いろんな人を巻き込んだ方が、自分たちの偏った考えだけなくて、良いと思います。
(夫)しかも1社だけで進めるより、コンペで10社それぞれの意見を聞けたのが良かった。
視野が広がりました。
そしてFP会員に会員登録してコンペ・コースを選んだとしても、すぐにコンペをしないといけないわけではなくて、時間制限がないからじっくり構えることができました。
これもメリットですね。

 

全体を振り返って

差替え写真5.Q.全体を振り返って感想をお願いします。
(妻)ココに会員登録すると登録工務店のモデルハウスと完成見学会に堂々と行けるのが良いです。
その時には、しつこい営業も無く、とても丁寧に説明してくれます。
先日、登録工務店さんの見学会に行かせて貰いましたが、丁寧に対応して貰ったし凄く参考になりました。可能なら月1回とか、是非参加してみたいです。
他にももっと会員さんの家の見学会があったら是非行きたいと思います。
(夫)これはFP相談所の隠れた魅力じゃないですか。有り難いですよ。
最初に「FP会員登録しています」と言うと営業マンが本当に行儀良くなります。
営業されても良いのですが、「コンペ・コース登録しています」と言ったら、それでマナー良くなります。また「コンペに参加して下さい」と言えるし、良かったです。
(妻)会員向けの保険相談や、エネルギーセミナー、住宅ローンセミナーを受講できるのも良いです。
(夫)各社さんにプランを作ってもらう前に、一度、我が家に来て頂いて家の中を見て貰ったのも良かったです。
普通なら「家の中を見て、服や本の多さも見て下さい」なんて言えないのを、今回は心配も無く堂々と、むしろ来て下さいと言えたのは、このFP会員登録しているからなのでそこが凄く良かったですね。

 

Q.色々有りましたが、今のところ順調で何も問題ないですね。
気を付けるとすれば、工事が着工する7月以降ですね。

(夫)今後も内装とかで困ったときに萬代さんに相談できると思うので安心です。
この制度では、第三者に常に相談できて、しかもそれを工務店側も承知しているので安心できます。

 

Q.逆に工務店さんから相談が来るときもありますよ。
「実はちょっと困っています」とか。
(夫)妻が言った様に迷ったときに第三者に相談できる仕組み、ここが一番良い。
(妻)岩崎組さんと契約しましたが、コンペで1社選んで終わりじゃなくて、その後も家づくりが終了するまで相談に載って貰える、決めたら終わりじゃなくて、ずっと萬代さんにフォローして貰えるのが良いと思います。
(夫)あと、セミナー後のFP会員の登録に付いても全く萬代さんから勧誘が有りませんでしたね。通常、勧誘されそうですが、そういうのが全く無かったのが良かったですね。
(妻)会員登録とコンペ・コースを選んで良かった点ですけど、萬代さんに何でも相談できるというのが、工務店さんに聞き難い事でも何でも聞けるというのが一番良かったですね。
登録してなければ、誰に聞いたら良いのか分かりませんから。
(夫)通常は工務店さんと契約したら、その後、他に相談できる相手は普通いません。
でも今は岩崎組と契約しているけど、この図面どう思いますかと萬代さんにも相談できるのが良いです。

 

Q.余計なことも言いますけどね。
(妻)でもそれも聞いておきたいです。これで( コンペ・コースの )値段5万円は安いと思います。
15万は少し高いと思いますけど。
これだけ色々して貰って、別途、会員向けのエネルギーセミナーとか住宅ローンセミナーも参加できるし、5万は明らかに安いと思います。

 

Q.10年前は11万円という微妙な金額でしたが、それ以降は5万円の設定にしています。
値上げしても良いですかね?
(夫)うーん、10万円を切っているのが良いと思いますからね。
11万円でもそれほど高くないと思いますが5万円は明らかに安いと思いましたね。差替え写真6.
値上げされるのであれば値上げ前に会員登録すべきかもしれませんね(笑)。
ただ、私は15万円でも決して高くないと思いますが。
(妻)コンペ・コースでは、デザイナー・コース( 建築家を選ぶコース )じゃないけど、〇〇さんの様な建築家の方も参加しているので良かったです。

 

Q.振り帰って悪かった点は有りますか?
(夫)次に悪かったというか改善点に付いて。
31社と言っても県内の全建築業者を網羅している訳ではないので、このコンペの仕組みを使う方はこの点も承知して貰う必要があります。
だから業者選びのリスクを完全にはゼロにはできません。
(夫)また、個人的な感想ですが、しばらくお付き合いすると各建築業者の担当の方に情が移ります。
良い人ばかりですからね。
落選通知が非常に心苦しい。
3社まで選んでからは、更にコミュニケーションも取ったので苦しかったですね。

 

(萬代)落とし難いと言われます。1回だからできるけど、何回もできないと言われます。
それは私も同じで、落選を連絡するのは辛いです。事務的に伝えて、相手方も事務的に聞いているという感じです。

(妻)私たちは、デザイン性を重視していたので、今回の提案の中には2名の建築家しか居なかったので、もうちょっと参加が有ったら良いなと思いました。

 

(萬代)建築家の話に返りますが、〇〇建設さんには( タイアップ先として )建築家を紹介しようと思います。〇〇建設さんがレベルアップしていくには、そういう変化も必要なので、そんな方向に持っていきたいと思います。全体のレベルアップの為にも必要だと思っています。
この点は痛いところを突いた指摘です。
でも有難い指摘です。

(夫)今後この( FP住宅相談所 )システムを周知・徹底して欲しい。
まだ建設業者を決めてない人、どうしようかと迷っている方にとっては、凄く良い仕組みなので積極的に宣伝して貰ったら良いと思います。本当に。

事例紹介外観

(萬代)どうしたら良いですか?

(夫)経験者のクチコミが大きいので是非紹介していきたいと思います。

 

(萬代)利用して貰う事が大事なので、是非、相談して欲しいのですが、私は宣伝が苦手なので、ここを突かれると痛いです。アイデアがないです。

(妻)興味ある方は私みたいに新聞見ています。私もよく見ていました。

 

(萬代)拡散して下さい。

(夫)(妻)来年の年明け1月には完成引渡しの予定ですので、FP住宅相談所の会員様向けの見学会はOKです。是非見て下さい。
一般向けの大々的な見学会ではなくて、FPの会員向けで予約制であれば構いません。
「FP相談所に登録したことでこんなに素敵な家ができました!」となればいいなぁ。
きっとそうなると信じています。

 

(萬代)建築工事が始まったら時々現場を見に行きます。
しかも上棟が始まったら結構度々行くと思います。
秋になって10月半ばくらいから年末に掛けてですね。
出来れば親族の方も毎日足を運んで下さい。

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